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子どものためのアドヴァイス・コンサート

先日、咳止めを飲んだら副作用か何かで手足に発疹が出てしまい、かゆいし咳止めは飲めないし

なんとなくタイミングが悪くて病院へも行けないし、で散々な数日間でした。

でもようやく咳が落ち着き始め、かゆみも少なくなり、快方へ向かっています。

 

さて、日曜日は上教大講堂にて「子どものためのアドヴァイス・コンサート」がありました。

審査員がおり、一人ずつ講評を頂け、宇宙賞、太陽賞、月賞などカワイイ賞がつきます。

 

私がレッスンを始めて半年くらいの生徒さんが初参加しました。

完成度はなかなか高く、良い演奏をしたのですが

結果、太陽賞にはわずかに届かず。

 

ミスタッチもなく、いろいろな所に気を配って曲の構造への理解も伝わってくる演奏だったので、ピアノを弾く人が聴けばどれくらいの準備がなされているかわかる演奏だったと思います。

しかし審査員はピアノ専門の方ばかりではなく、それがまたこのコンサートのおもしろさでもあるのでしょう。

 

つまり、誰がどの観点から聴いても「わかりやすく」頭一つ出た演奏をするということが必要と思いました。

まあ、音楽って本来そういうものですよね。

 

(私の生徒さんの場合は、たぶん速いパッセージの正確さやきらめき、聴かせどころが足りなかったことで、全体の印象が薄くなってしまったのだと思います。)

 

 

ただ今回は、結果とはまた別に大きな収穫があったと感じています。

 

この子はレッスンを始めた当初、真面目だしよく練習もするのですが、本番になると間違えなくてもいいような所で間違えてしまう、という悩みを抱えていました。

私は練習の仕方と気持ちの準備に問題があると感じ、その部分を補強することを意識してレッスンしてきました。

なので、今回の目標は「できるはずのことを本番でもやる」ということでした。

当たり前のようでなかなか難しい、とても大切なことです。

 

しかし、本番では見事にクリアしてくれました。

レッスンの中で押さえたポイント、「できるはずのこと」はほとんど本番でも達成できました。

弾き終わった後の満足げな笑顔がそれを証明していました。

 

 

 

まだ結果発表後に顔を合わせていないので、「うまくいったのに、なぜ賞に届かなかったんだろう」と落ち込んでいるかもしれません。

結果は結果として事実を受け止め、足りなかったこと、達成できたことを次回のレッスンで丁寧にフィードバックしていきたいと思います。

 

そして今回のことは「結果」ではなく「過程」の一つに過ぎず、この経験を生かして続けて行く限り何かしらの形になるということを伝えたいと思っています。

 

「プレッシャーのかかる局面で自分の力を出すこと」

これは私にとっても、生徒を指導する上でも重要なテーマです。